鮭が遡上しているという噂の中津川(盛岡市内で合流する北上川の支流です)へ行ってみました。
隊列をなして元気良く登っているのを期待して上の橋へ辿り着くと、他にも川面を眺めている人は結構いましたが、どうも盛り上がりに欠けます。

やっぱりそんなにいるわけ無いんですよね。河口から200km、ここまで登って来れるのはレアケースと考える方が自然なのかもしれません。
どうやら時期も逃してしまっているみたいで、力なく泳いでいる鮭を2匹(一緒に居たけど「つがい」って言うのはなんか変だしね)は目撃できましたが、あとは、


屍骸


屍骸はいっぱい沈んでましたよ。任務を全うされたんですね。合掌。
岸に流れ着いたやつはトンビやカラスなんかが速やかに処理してしまうようで綺麗なもんでした。


Stella Monte

市内の、「あさ開」の酒蔵に併設されている多国籍レストラン。アジアンがメインぽいです。
内容は普通ですが、結構サービスがきちんとしていて(単にフロア内の目配り気配りがしっかりしているだけなんですが、この基本中の基本ができていない店が地方では高級店でもあまりにも多くて憤慨することが多いのですよ。)気持ちよく食事ができました。
市内といってもちと遠いので矢鱈には行けませんが、ここはアリですね。


せっかく「あさ開」まで行ったので、売店も一通り見てみると、ちゃんと(?)何銘柄かは試飲ができるようでした。
今日は幸い徒歩で来ていたのできっちり一通り飲みましたよ。
「ここでしか買えない」という20度くらいある原酒が濃厚でキレもあって旨くて、これ買っていこうか?って言っていたのですが、片隅でそれとは別に「これまで蔵人しかのめなかった・・」という蔵内原酒というのを見つけて迷いました。こっちは17度くらいで、瓶も小さいので若干割高ですが、家では滅多に呑まないので値段はあまり問題ではありません。

丁度お店の人が来たのでどうちがうのか聞いてみましたら、懇切丁寧に教えてくれました。さすがプロです。
しかも試飲もできるということで、冷蔵庫から出してきてくれました。


美味い!



酒の味なんかわからんわしですが、これは美味いと思いましたよ。こっち買います。
先に出ていた濃い原酒は、なんかこう切った貼ったの世界ですね。美味いんですけど、比べてしまうと不自然さもあり。

そんなわけで買いました。



ラベルも無く、新聞紙包装です



早目に飲み干して、あとは特別な時だけ買いに行くことにしましょう。



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