フラワーとは、小麦粉のflourです。お花ではないので悪しからず。
flourのつづりに自信が持てなくて辞書引いちゃったよ。
昔から英語のつづりが全くダメで、読めるんだけど書けないのよ。
さて、アメリカ生活以来メキシカンが大好きである。ブリトーとかエンチラーダとかタマーレとかソッパイピラとか。タコスやタコサラダももちろんよい。カリフォルニア料理用語でいうところのラップ wrap というのもメキシカンの亜流。基本的に、メキシカン風味のスパイスで味付けした肉と野菜を、直径20cmかそれ以上ある大きな皮で包んでいただく料理である。
ブリトーとかエンチラーダとかいうのはそのバリエーションだな。お好み焼きだったり大阪焼きだったり広島焼きだったりする程度のバリエーションだ。
これを包む皮が「トルティーヤ」である。小麦粉で作ったフラワートルティーヤと、とうもろこし粉で作った黄色いコーントルティーヤがある。
コーントルティーヤは必ず直径15cmくらいの丸型で抜いて作られていて、まん丸である。
これを6等分し(三角形になる)、油を塗ってパリパリに焼いたのがトルティーヤチップスである。ドンタコスみたいに日本のスナック菓子にもなってるね。
あるいは丸いまま同様に焼いて、熱いうちに半分に曲げたのがタコシェルである。
コーントルティーヤのほうが弾力性がなく、具を包もうとしても折れるか割れるかしてしまって「包む」料理(ブリトーなど)には使えない。
で、私はフラワートルティーヤのほうが好きである。
あー、また前置きが長くなった。
だんなさんがアメリカ出張のお土産に「Tortilla Lovers Cookbook」という本を買ってきてくれて、そこにはなんとトルティーヤの作り方が書いてあった。ので、やっと、作ってみました。
材料
小麦粉 3と1/4カップ
ベーキングパウダー 大さじ1
塩 大さじ1/2
植物性ショートニング 1/4カップ
ぬるま湯 約1カップ
ぬるま湯以外の材料をボウルに入れて、全体的に均一なパラパラとした粉状になるまで手でよく混ぜる。ぬるま湯を少しずつ加えてよく混ぜ、ボウルからきれいに取れるようになるまでこねる。ひとかたまりになったら30〜40回こねる。 原文英語。この 30 - 40 times を最初30〜40分と誤解し、ええええええ???作るのやめよっかなあ…、と思ってました。
生地ができたら、1個 直径2インチくらいの丸い団子を作る。上記材料から10〜12個できるはず。実は真面目に直径2インチ(=5cm)にすると10個もできない。うちのフライパンのサイズからすると直径3cmくらいが適当か?このまま10分寝かせるので、生地の表面が乾かないように、ショートニングを塗っておく。(手にショートニングをつけて団子をなでる。)タオルをかぶせて10分寝かせる。
打ち粉をしたボードでめん棒で1/8インチ厚(=約3mm)実はこんなに厚いとダメである。膨らんで、出来あがりが厚すぎる別物になってしまうのだ。1mmくらいで十分か。にのばす。フライパンで表面に薄く焼き色がつくまで、あるいは表面にブリスター(生地の内部が膨らんで気泡のようなものができている状態)ができるまで、両面を焼く。できあがり。
おお簡単だ! しかもこねたりのばしたり、楽しい!
食べてビックリ!
しょっぱい〜〜!!
しかも硬くてパキパキ割れちゃう〜!!
次回の課題:
塩を減らす。
硬くならない工夫をする。
薄力粉100%はダメだったのか、それともショートニングが多すぎるのか…。こねるとき水が足りなかったのか。いま思いついているパラメータはこの3つなので、次回は上手にできるようがんばります!
でも今週はこのしょっぱいトルティーヤをなんとか食べなきゃね。
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