このページではPHSを使ってモデム通信するのに必要なことを紹介します。
Last modified Thu May 30 23:01:47 1996 on NSR

材料

PHS本体
電話機自身にイヤホンジャックがついていることが最低条件。
モデム
「MNP10対応」、または「セルラー(携帯電話)対応」と書いてあるもの。 ただし、MNP10対応と書いてあっても XJ2144 や XJ2288 のようにPHSで使 えないものがあります。筆者の周りで動作が確認されているものは以下の 通りです。
AIWA PV-JF144
IO-DATA PCFM-144
TDK 忘れた
Megahertz XJ3144, XJ3288
世間では、「PHSは9600bpsが精いっぱい」のようにいわれていますが、私 は運がいいのか14400bpsで問題なく通信できています。別に遅いモデムを 買うことに拘らなくていいと思います。わたしが14400bpsカードモデムを 買ったのは今一番コストパフォーマンスが良いからです。28800bpsモデム が3万円以上するのに、14400bpsは9500円でした(そのあとAIWAのが6980円 という話も)。(96年5月)
セルラーケーブル
PHS本体とモデムを接続するために必要です。秋葉原では若松地下や、 T-ZONEなどで3000円〜5000円で購入することができます。

それ通信

電波状態のチェック

まず電波状態の安定している箇所にPHS本体を置く必要があります。電波表示が 〒||〜〒|||なら問題ないのですが、圏外〜〒| をうろうろしている所では注意 が必要です。このような場所では数cm単位で電波状態がかなり変わり、圏外にな らずに安定して使える場所が必ず見付かるはずです。

このような時に威力を発揮するのが電測モードです。 これはその場の電界強度をdB表示してくれる場所で、極めて便利なのですが、全 てのPHSについているわけではありません。電測モードがあれば、それを使って PHSをゆっくりと動かし、付近でもっともdB表示の大きい場所を探します。モー ドがない場合は、根気良く探すか諦めるよりほかありません。

発信

セルラーケーブルでPHSとモデムをつなぎ、通信ソフトを起動します。そしてPHS 本体で電話をかけ、すかさず通信ソフトで
atd
リターン、と入力し接続を待ちます。
yuuji@example.org
Fingerprint16 = FF F9 FF CC E0 FE 5C F7 19 97 28 24 EC 5D 39 BA
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