552
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1 %#!platex -kanji=%k
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2 \documentclass[12pt]{jsarticle}
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3 \addtolength{\topmargin}{-2cm}
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4 \addtolength{\textheight}{3cm}
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5 \addtolength{\oddsidemargin}{-0.5cm}
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6 \addtolength{\evensidemargin}{-0.5cm}
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7 %\pagestyle{empty}
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8 \title{s4利用の手引き\\- 指導者褊 -}
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9 \author{広瀬雄二}
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10 \newcommand{\sfoururl}{\url{https://www.yatex.org/s4pr}}
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11 \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} % required for `\includegraphics' (yatex added)
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12 \usepackage{url} % required for `\url' (yatex added)
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13 \usepackage{eclbkbox} % required for `\breakbox' (yatex added)
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14 \usepackage{supertabular} % required for `\supertabular' (yatex added)
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15 \begin{document}
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16 %\thispagestyle{empty}
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17 \maketitle
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18
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19 \section{はじめに}
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20 s4 はSNSをベースとした提出物・情報交換ツールです。
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21 講義を進めるためのLMS(Learning Management System)として
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22 が mahara や sakai などがありますが、それらは資料やレポートの
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23 スムーズな提出が主で、他の機能が追加的位置付けですが、
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24 s4はアクティブラーニングを基本とした、グループ活動や活動記録を
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25 残したり、検索しあとで活用する機能を主体としているため、
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26 そもそもの哲学が違います。
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27
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28 s4の機能を短くまとめると以下のようになります。
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29 \begin{enumerate}
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30 \item 招待制のSNS(管理者が登録しなくてもよい)
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31 \item 個人によるブログ作成
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32 \item 任意に作成できるグループ内での相互連絡提出物管理と連絡
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33 \item グループ内での掲示板(クイズ/レポート提出集計機能つき)
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34 \item グループをさらに再分割したチームの結成
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35 \item 新着表示
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36 \item 全文検索
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37 \end{enumerate}
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38
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39 \section{ホーム画面}
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40 \subsection{プロフィール設定}
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41 \sfoururl にアクセスし、ユーザ名(メイルアドレス)とパスワードを入れ
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42 ログインします。ログインすると図\ref{img-login}のような画面が表れ
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43 ます。最初にログインしたら、まず\textbf{プロフィールの編集}リン
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44 クに進み、必要な情報を更新します。
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45 \begin{itemize}
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46 \item ひとこと
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47 \item プロフィール画像(書き込み時のアイコンになる)
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48 \end{itemize}
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49 の2点は更新しておくと分かりやすくなります。学生にはそれらに加え、
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50 \begin{itemize}
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51 \item 名前(日本語OK)
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52 \item 通知送信メイルアドレス(複数可)
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53 \end{itemize}
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54 の項目を設定させるのが望ましいでしょう。
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55 名前には、ニックネームなど他者と区別のつく分かりやすいものに変え
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56 ておくよう指示するとその後のコミュニケーションが円滑になります。
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57 また、通知先には携帯電話のアドレスを設定させ、連絡をすぐに確認で
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58 きるようにするとスムーズです。
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59
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60 \begin{figure}[tb]
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61 \centering
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62 \begin{center}
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63 \includegraphics[bb=0 0 897 459,clip,width=0.7\columnwidth]{home.jpg}
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64 \end{center}
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65 \caption{ログイン画面}
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66 \label{img-login}
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67 \end{figure}
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68 \subsection{常駐メニュー}
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69 図\ref{img-login}の画面上方にある緑色の5枠は、全ての画面に現れる
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70 リンクで、左から順に以下の画面に飛びます。
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71 \begin{enumerate}
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72 \item ホーム画面へ
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73 \item ユーザの一覧画面へ
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74 \item グループの一覧画面へ
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75 \item 誰かに招待状を送る画面へ
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76 \item アカウント切り替えの画面へ
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77 \end{enumerate}
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78 よく使うのは「ホーム」と「グループ一覧」で、
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79 まだ加入していないグループに入る場合は「グループ一覧」から
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80 加入したいグループに進みます(加入方法は\ref{ope-grp}節)。
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81
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82 \subsection{サマリータブ}
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83 同じく図\ref{img-login}の画面下方に並ぶタブは左から順に
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84 \begin{enumerate}
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85 \item 自分の日記一覧
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86 \item 加入しているグループ一覧
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87 \item 自分が書き込んだ宛先掲示板一覧
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88 \item SNS全体の新着情報(読めるもののみ)
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89 \end{enumerate}
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90 で、普段の利用では4番目の「新着」を選ぶことで動きのある場所にす
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91 ぐ飛べます。
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92 \subsection{日記作成}
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93 「新規話題の作成」リンクに進むと日記を作成できます。日記目的だけ
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94 でなく、他人からの書き込みで通知が届くので、連絡用に利用できます。
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95 また、あとから全文検索できるため、長期的な備忘録になります。個人
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96 日記の場合、作成画面では、
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97 \begin{center}
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98 \begin{tabular}{|c|l|}
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99 \hline
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100 タイトル & 一覧に出る日記の標題を記入\\\hline
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101 序文 & 日記のヘッダに出る見出しを記入\\ \hline
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102 \end{tabular}
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103 \end{center}
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104 の2つを記入して[OK]ボタンを押します。その他の部分はグループ掲示
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105 板のときに設定します(→\ref{grp-blog}節)。
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106
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107 \subsection{記事の書き込み}
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108 日記、あるいは後述するグループでの掲示板を開くとページ下部にコメ
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109 ント記入欄が現れます。べた打ち文章だけでなく、見出し、箇条書き、
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110 表、強調、URLリンク、ハッシュタグ(検索キーワード埋め込み)などが
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111 利用できます。詳細は
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112 \ref{adding-comments}(\pageref{adding-comments}ページ)で説明しま
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113 す。
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114
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115 \section{グループでの操作}
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116 \label{ope-grp}
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117 科目履修者、あるいはゼミなどの集団単位を\textbf{グループ}として
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118 そのメンバーで閉じた操作を行ないます。
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119 \subsection{グループ加入}
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120 \begin{figure}[tb]
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121 \centering
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122 \includegraphics[bb=0 0 877 557,clip,width=0.8\columnwidth]{grphome.jpg}
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123 \caption{グループホーム画面}
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124 \label{grp-home}
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125 \end{figure}
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126 グループのホーム画面(図\ref{grp-home})に進み、
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127 \begin{quote}
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128 □ 自身の加入状態を操作する
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129 \end{quote}
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130 のチェックボタンをクリックすると、そのグループに参加するか否かを
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131 選べます。
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132 \begin{quote}
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133 ◎参加 / ○参加しない
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134 \end{quote}
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135 のように、「参加」にチェックを入れ[送信]ボタンを押すことで加入で
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136 きます。なお、通知先のメイルアドレスはグループごとに変えることも
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137 でき、その場合はすぐ下の枠に入力することで設定できます。
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138 \subsection{グループ掲示板作成}
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139 \label{grp-blog}
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140 グループに参加するとそのグループ固有の\textbf{掲示板}を作成でき
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141 ます。「グループの新規話題作成」リンクに進むと個人日記のときと同
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142 様の画面が出ます。タイトルと序文以外の項目がグループ掲示板では重
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143 要な意味を持ちます。
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144 \begin{itemize}
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145 \item \framebox{用途}
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146
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147 以下の4つから選びます
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148 \begin{description}
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149 \item[普通の掲示板]
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150
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151 文章による情報のやりとりを主目的とする掲示板を作成
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152 します。
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153 \item[レポート提出用(相互に参照可能)]
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154
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155 書き込みや、ファイル添付を集計可能な掲示板を作成し
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156 ます。添付ファイルは参加者なら誰でも閲覧できます(グ
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157 ループ外の人は閲覧不可)。
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158
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159 \item[レポート提出用(添付ファイルは管理者のみ参照可能)]
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160
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161 上と同様ですが、添付ファイルはグループの管理者のみ
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162 しか開くことができません。
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163
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164 \item[クイズ(管理者以外は本人の記事のみ見える)]
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165
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166 普通の掲示板と同様ですが、管理者には全員の書き込み
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167 が見えますが、それ以外のメンバーは自分の書き込みし
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168 か見えません。答を内緒にしたいクイズやアンケートで
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169 利用できます。
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170 \end{description}
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171 \item \framebox{コメント書き込み通知}
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172
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173 以下の3つから選びます
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174 \begin{description}
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175 \item[管理者のみに通知(グループの場合のみ)]
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176
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177 メンバーからの書き込みがあったことを、そのグループ
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178 の管理者の通知先アドレスに送信します。
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179
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180 \item[所有者全員に通知]
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181
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182 管理者だけでなくメンバー全員に通知します。全員に連
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183 絡したいことがあれば、この値に設定した掲示板を作成
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184 して利用します。
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185
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186 なお、後述(\ref{mkteam}節)する\textbf{チーム}を掲示
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187 板の所有者とした場合は、グループ全員でなくそのチー
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188 ム員全員に通知されます。
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189 \end{description}
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190 \item \framebox{稼動状態}
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191
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192 以下の2つから選びます
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193 \begin{description}
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194 \item[稼動] 通常のモードです。
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195 \item[凍結] 新規の書き込みを禁止します。提出締切を過ぎた場合や、
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196 書き込みが多くなって次の掲示板に移行したい場合に
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197 「凍結」します。
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198 \end{description}
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199 \end{itemize}
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200
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201 \subsection{掲示板への書き込み}
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202 \label{adding-comments}
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203 \begin{figure}[tb]
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204 \centering
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205 \includegraphics[bb=0 0 707 209,clip,width=0.7\columnwidth]{comment-area.jpg}
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206 \caption{コメントエリア}
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207 \label{commentArea}
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208 \end{figure}
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209 日記や、書き込みできるグループの掲示板にはコメントエリアが現れま
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210 す(図\ref{commentArea})。文章を書き込んで[送信]ボタンで書き込み
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211 が追加されます。改行文字はそのまま反映されます。
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212
|
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213 \begin{table}[tb]
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214 \centering\caption{s4で利用できるマークダウン記法}
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215 \label{markdown}
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216 \small
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217 \begin{supertabular}[t]{p{0.28\columnwidth}|p{0.7\columnwidth}}
|
|
218 \hline
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219 \centering 記法 & \multicolumn{1}{|c}{意味} \\ \hline
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220 \verb|##|
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221 & 行頭に書いて大見出しにする
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222 (\verb|#| 3個で中見出し、4個で小見出し)
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223 \par 例: \verb|## はじめに| \\\hline
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224 \verb|href=|URL
|
|
225 & 行頭に書いてそのURLへのリンクを張る
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226 \par 例: \verb|href=http://www.koeki-u.ac.jp/|
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227 \\ \hline
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|
228 \verb|[[|URL\verb|]]|
|
|
229 & 行の任意の位置で URL へのリンクを張る
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230 \par 例: \verb|大学Webは[[http://www.koeki-u.ac.jp]]です|\\\hline
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231 \verb|[[|URL\verb,|,タイトル\verb|]]|
|
|
232 & 行の任意の位置で URL へのリンクをアンカー文字列指定で張る
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233 \par 例: \verb,それは[[http://roy|roy]]を見れば分かります,\\\hline
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234 \verb|{{|画像URL\verb|}}|
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235 \par \verb|{{|画像URL\verb,|,タイトル\verb|}}|
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236 & 画像(別サイトの画像URL)をその場に取り込む\\ \hline
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237 \verb|* |項目1\par
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238 \verb|* |項目2 & 箇条書き (行頭を \verb*|* | で始める行の連続)\par
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239 (長い行も項目ごとに適切にインデントされる)\\ \hline
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240 \verb,|,項目$_1$\verb,|,項目$_2 \dots$\par
|
|
241 \verb,|,項目$_1$\verb,|,項目$_2 \dots$
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|
242 & 表 (行頭を \verb,|, で始めて項目を \verb,|, で区切る行の連続)\par
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|
243 (項目の先頭に \verb|*| を付けると見出し項目になる)\\ \hline
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244 \verb*| *|単語\verb*|* |\par
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|
245 \verb*| **|単語\verb*|** |
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|
246 & 強調\par
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247 (アスタリスク2個で、より強調)\\ \hline
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248 \verb*|- [ ]| または~
|
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249 \verb*|- [x]|
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250 & チェックボックス
|
|
251 (xつきでチェックされているチェックボックス)\\ \hline
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252 \end{supertabular}
|
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253 \end{table}
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254
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|
255 入力エリアにマウスを合わせると、文字に特別な意味を付けるために利
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|
256 用できる記法(マークダウン)のヘルプが表示されます(表\ref{markdown})。
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257
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258 添付ファイルは以下のいずれかの種類の5MB以下のファイルが登録可能です。
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259 \begin{quote}
|
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260 テキスト、画像、音声、動画、OpenDocument(ODF)、PDF
|
|
261 \end{quote}
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|
262 ファイル名は\textbf{空白を含まない英数字のもの}としてください。
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263 それ以外は添付できない場合や利用者によってはダウンロードできない
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|
264 場合があります。また、ファイルを添付する際にはかならずコメントエ
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265 リアに文章が必要で、あとで検索しやすい文章を入力するとよいでしょう。
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266
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267 \subsection{チームの作成}
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268 \label{mkteam}
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269 同一グループをさらに細分した集団を「\textbf{チーム}」として
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|
270 作ることができます。
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271
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272 チームは結成しただけでは役立たず、それに属する掲示板を合わせて作
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|
273 ることで機能します。それゆえ以下の3段の手順が必要です。
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274 \begin{enumerate}
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275 \item チーム名を決めメンバーを選ぶ @ メンバー個別選択操作の画面
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276 \item 掲示板の新規作成 @ グループの新規話題作成画面
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277 \item 掲示板の属性変更 @ 掲示板の「編集」画面
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278 \end{enumerate}
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279 以下、手順を説明します。
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280 \subsubsection{チームの結成}
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281 操作したいグループのホーム画面を開き「メンバーを個別選択しての操
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|
282 作」に進みます。
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283 \begin{quote}\small
|
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284 % \begin{verbatim}
|
|
285 \framebox{同じチーム属性を付与} \framebox{メッセージ送信} \framebox{グループ管理者委任} \framebox{グループ登録解除}
|
|
286 % \end{verbatim}
|
|
287 \end{quote}
|
|
288 から「同じチーム属性を付与」を開き、
|
|
289 \begin{quote}
|
|
290 \begin{tabular}{|l|c|}
|
|
291 \hline
|
|
292 チーム名 & \hspace*{10zw}\\\hline
|
|
293 \end{tabular}
|
|
294 \end{quote}
|
|
295 に結成したいチーム名を入れてから、下にあるユーザ一覧から
|
|
296 メンバーを選んでチェックし、最後にページ末尾の[送信」ボタンを押
|
|
297 します。
|
|
298 \subsubsection{チーム用掲示板の作成}
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|
299 グループのホーム画面に戻り「新規話題の作成」から掲示板を作ります。
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300 このとき、「通知先」を「\underline{全員}」にしておきます(通知機
|
|
301 能を使わないならチームを組む意味が薄いため)。
|
|
302
|
|
303 \subsubsection{掲示板のチームへの委譲}
|
|
304 作成した掲示板を開き、すぐに「編集」を開き、属性変更します。
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|
305 \begin{quote}
|
|
306 □この話題を以下のチームのものにする
|
|
307 \end{quote}
|
|
308 にチェックを入れると、以下の枠が現れます。
|
|
309 \begin{quote}
|
|
310 \begin{breakbox}
|
|
311 \begin{verbatim}
|
|
312 現在の所属チーム設定: :なし
|
|
313 移動先チーム [なし ▼]
|
|
314 □確認
|
|
315 [移動] [Reset]
|
|
316 \end{verbatim}
|
|
317 \end{breakbox}
|
|
318 \end{quote}
|
|
319 移動したいチーム名を一覧から選び「□確認」にも
|
|
320 チェックを入れて[移動]をクリックします。
|
|
321
|
|
322 \subsection{新規グループの作成}
|
|
323 新しいグループは誰でもいつでも作れます。上部メニューから
|
|
324 \begin{quote}
|
|
325 「グループ一覧」 → 「新規グループ作成」
|
|
326 \end{quote}
|
|
327 と進むとグループ作成画面に移行します。グループの作成者は自動的に
|
|
328 「管理者」となります。
|
|
329
|
|
330 \begin{supertabular}{|l|p{0.7\columnwidth}|}
|
|
331 \hline
|
|
332 \multicolumn{1}{|c|}{記入項目} & 注意事項 \\\hline\hline
|
|
333 グループ名 & SNS全体で一意に定まる名前にする。検索しやすい英数
|
|
334 字を含めておくと便利。\\\hline
|
|
335 一言説明 & グループの簡単な説明\\\hline
|
|
336 種別 & いずれかから選択:
|
|
337 \begin{quote}
|
|
338 講義関連 / 個人的リスト / 管理用 / 一時的 / 友好目的 /
|
|
339 サークル等 / イベント用 / 記録目的 / 謎目的 /
|
|
340 情報交換 / サポート / 練習用
|
|
341 \end{quote}
|
|
342 \\ \hline
|
|
343 種別 & 以下の2つから選択:
|
|
344
|
|
345 \begin{tabular}[t]{ll}
|
|
346 % \hline
|
|
347 ・自由参加 & 自由に参加/脱退できる\\
|
|
348 ・管理者承認制 & 参加手続き後管理者の承認が必要\\
|
|
349 \end{tabular}
|
|
350
|
|
351 \\ \hline
|
|
352 \end{supertabular}
|
|
353 \vspace*{5mm}
|
|
354
|
|
355 加入モードを「管理者承認制」にすると、管理者が承認するまで加入は
|
|
356 保留されます。また、メンバー以外の人には掲示板が読めなくなります。
|
|
357
|
|
358
|
|
359
|
|
360 \section{FAQ}
|
|
361 感じやすい疑問と答をまとめました。
|
|
362 \begin{itemize}
|
|
363 \item 非公開日記は書ますか
|
|
364
|
|
365 日記は全て「公開」です。基本的にSNSには公にしてよいものを
|
|
366 書き込むのが筋です。あまりおおっぴらにする必要のないもの
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|
367 があれば、「管理者承認制」のグループを作り、そこに書き込
|
|
368 んでください。ただし、加入している他者にはコピーすること
|
|
369 ができるため、やはり極秘のものはSNSには書かず、胸のうちに
|
|
370 しまっておく必要があります。
|
|
371
|
|
372 \item ダイレクトメッセージは送れますか
|
|
373
|
|
374 「つながり」のないユーザには送れません。つながりは同一グ
|
|
375 ループに加入することで得られます。共通で所属するグループ
|
|
376 のホームから「メンバーを個別選択しての操作」に進むと、メ
|
|
377 ンバー一覧が出るので、送信したい相手にチェックを入れてか
|
|
378 ら「メッセージ送信」タブを開くとコメント入力できます。最
|
|
379 後に[送信」でダイレクトメッセージとなります。ただしこれは
|
|
380 SNS上ではなく、電子メイルとして送られるので以後のやりとり
|
|
381 はメイルベースとなり、かつ相互にメイルアドレスが開示され
|
|
382 ることになります。
|
|
383
|
|
384 \item 既読通知機能はありますか
|
|
385
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386 ありません。実装予定もありません。というのも、利用者であ
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387 る学生にその機能の必要性を問うたら皆口を揃えて「絶対に入
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388 れないでください」と訴えました。現実問題として、相手が
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389 「しっかり読んだこと」は保証できないできないいっぽう、
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390 「既読」と通知された方はそれを期待するため、既読確認機能
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391 は期待相反に起因するトラブルを生みやすく、インターネット
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392 の伝統的なメイルシステムでは実装しないことがよしとされて
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393 来ましたが、LINEがパンドラの箱を開けました。
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395 ただし、利用者がそもそも「s4画面を開いているか」は活動状
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396 況把握には重要なため、\underline{最終ログイン時刻}だけは
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397 相手のホーム画面に表示されるようにしてあります。
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398 \end{itemize}
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400
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401 \begin{thebibliography}{s4}
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402 \bibitem{s4koeki} 広瀬雄二.
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403 超小型SNS「s4」による教育用情報システム導入過程の効率化.
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404 東北公益文科大学研究論集 33 p.35-55.
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405 \end{thebibliography}
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406 \end{document}
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